• Rose　BR5 Mk2
  
  装着感について、24人のアジア人の3Dデータを元に数十回のサンプルを作製し調整、耳の奥まで入り、能率の低減と装着感の両立。
  
  イヤホン筐体
  上場企業と生産の業務連携、ドイツ製の精密機械を使用してCNC加工PMMAの材質で筐体を作製。このPMMA材料は0.01mmまでの制度で加工でき、表面が滑らかで従来の樹脂と比較して耐高温性、収縮、劣化しづらく、強度が高い
  
  音の特徴
  位相調整システム
  この設計によりユニットから長さが異なるチューブを使うことで位相を調整しよりクリアで自然な音を鳴らすことができる。
  
  高音
  高音のチューブを短くする事で減衰を抑制してよりリアルな高音を出せるようになった。
  高音のBAユニットは特別生産されたデユァルユニットを使うことでより充実した高音を実現。
  
  低音
  周波数を分ける回路(ネットワーク)を使うことで、ノウルズの低域用ユニット弱点である低音を克服した。

試聴曲：RIDE LIKE THE WIND（Christopher Cross）
　　　　Fun,Fun,Fun（The Beach Boys）
こちらのRose BR5 Mk2を試聴した第一印象は、音がとても綺麗！
位相調整システムの恩恵をしっかりと受けていて、音場は左右に広く
低域の量感・高域の伸び等はこの価格帯ではとても満足できます。
エージング前では少しドンシャリ傾向に聴こえてしまいますが、
エージングが進めば気にならなくレベルです。

各楽器やヴォーカルの定位がしっかりとしているので
どの楽器が鳴っているのか、PAN振りされている普段は聞こえなかった
音に気づかせてくれます。
ステムの部分が少し長く作られているので、
イヤーピースで支えるような装着感になってしまうかもしれませんが、
本体が比較的軽いのであまり気にならないかと思います。
10万円以上のイヤホンをお持ちの方や、
これから上位機種をご購入予定の方には是非一度ご試聴をお勧めします。